初めての体外受精 やっと治療開始!まずは排卵誘発から
プラノバールを飲み終わって5日後、生理が来た。
最近の生理はいつも「がっかり」が伴っていたけど
今回はそもそも種付け(下品?w)してないから、当たり前だけど気持ちの落ち込みは全くなし。
むしろ「受けて立つぜ、体外受精!」という意気込みが沸々ととわき上がってくるのでした。
(無駄に前向きすぎるこの精神状態は、ある意味、自己防衛機能が働いているからです。
ネガティブな精神状態でいると、ついつい、この後に訪れるであろう苦痛を想像し気持ちが沈んでしまうからね。)
ということで、生理が来てから3日目に病院に行くと、排卵誘発の方法とスケジュールを説明される。
私はShort法(ショート法)という排卵誘発方法でした。
注射(ゴナピュール50)と、点鼻薬(ブセレキュア)の投薬です。
毎日注射する必要があるからさすがに通うわけにはいかず、ゴナピュール50は自分で打ちます!!
不妊治療について調べている時に自己注射が必要になる場合があるってことを知っていたけど、正直、「自分がやることになるとは」と思いました。
でも、
怖さ1:好奇心3
くらいの割合でドキドキw
だって自分に注射する経験なんて、今まで無かったからねー。
※ここから下に注射の具体的な描写があるので、「注射が苦手!」、という人には読む事をおすすめしません。
診察後、看護師さんに呼ばれて別室に入る。
部屋のテーブルには、注射方法の説明資料(写真つきで解説されている)と、注射に必要なもの一式がまとめて置かれており、看護師さんから
「これから私が同じ物を使って注射方法の説明をしますので、私のやり方を見ながら実際にご自分に注射してください」
と告げられる。
まずアンプル、注射器、注射針、消毒綿、絆創膏 をテーブルの上に並べ、必要な物が不足していないか確認。
説明資料を1ページずつめくりながら、看護師さんのやり方を見ながら薬と注射器の準備を進めて行く。
このときには、
怖さ1:好奇心5
くらいになってた。
ちょっと楽しかった。あはは。
薬と注射器の準備が出来たので、おへその斜め下あたりに注射位置を決め、消毒。
肉をつまみ、針を刺す。
ぷす。
ぷすぷすぷす。
うっ。。。
根元まで刺し、薬を注入しはじめたところで鈍い痛みが走る。
ズキン、という重たい痛み。
これでもう
怖さ1:好奇心0.5
くらいになるw
けど痛みは続かなかったのでそのまま薬を注入し、針を抜く。
なにより早く終わらせたかった。
が、針を抜くと血が出てきてびっくり。しかもお腹をツツーッとつたうくらいの。
「え?こんな血が出るもんなの?」と焦り注射器を置いて血を止めようとしたら看護師さんが「まず注射器の針に蓋を」とおっしゃる。
あ、はい。。。でも血が垂れてってるよー
急いで蓋をして、消毒綿で垂れて行っている血を拭う。
もちろんそのまま傷口を押さえる。
血が出た時、看護師さんも若干焦ってたからちょっとびびった。
(焦ってたくせに「蓋を」って言われたのもちょっとショックだったけど。蓋をすることがとても大事なことだとは分かっておりますが)
でも看護師さん曰く、「まれに血管に当たってしまうと血が出る事がありますが、たまにしかないので大丈夫ですし、血が出ても問題ありません」とのこと。
はー、そんなもんですか。
ちなみにこの日を含めて9回打ったけど、この日に打った注射痕が一番長く残った。
痛みは無かったけど、アザ(内出血?)のようになったし。
やっぱり血管に当たってしまったのがまずかったのかも。
とはいえ、意図的に血管を避けることもできないのでほぼギャンブルですな。
そういえばイラっとしたことが1つ。
注射終了後、看護師さんに「この薬って副作用ありますか?」って聞いたら、
「無いですよ。あったらもう症状出てますw」
って言われた。何故か半笑いで。
ん?バカにされてる??
ビビり過ぎだと思われてる??
感じ悪いわぁと思いつつ、副作用無いならいいけど、と思いそれ以上は何も言わなかった。
でも重大な副作用が後日判明し、またこの看護師にイラっとするのであった。
(後日書きますが、重大な副作用とはOHSSと便秘です。あれマジで辛い。そもそも医師からの説明がないのが悪い)
で、
ひとまず注射は成功したけれど、そのままではまだ自己注射できないのである。
翌日も来院し、今度は看護師さんの説明無しに、1から自分で打って見せる必要があるのです。つまりテスト。
テストに合格すれば、晴れて自宅での自己注射ができるというわけです。
「明日も来んのかー。。。」と思いつつ、その日は終了。帰宅の途に着いたのでした。
【この日の治療費】(支払った額)
診察費:32,550円
以上